インフルエンザに罹った人によくみられる発熱症状。

この発熱症状は人によって症状が微妙に異なり、微熱が続く人もいれば、熱が一時的に下がるのに時間が経つとまた上がるといった症状などがあります。

発熱症状が何日も長引いたり、熱が上がったり下がったりするのには様々な要因が考えられます。

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インフルエンザの熱は何日続くのか

インフルエンザの症状は通常、発熱など症状が出てきてから2、3日程度で高熱の症状は治まります。

2、3日経過しても熱が残っている場合もありますが、インフルエンザの発熱症状は長引くことが多く、風邪のようにちょっと休めばすぐに元気になるわけではありません。

どうしても発症から1週間ほどは微熱や鼻水、咳などの症状が残ってしまいます。

何日も熱が上がったり下がったりする

発熱症状が長引く原因には早い段階で解熱剤を使用してしまっていたり、抗インフルエンザ薬の使用タイミングが遅かったりするケースが考えられます。

解熱剤が原因になっている場合

体の発熱はインフルエンザウイルスが引き起こしているものではなく、ウイルスを撃退するために体が意図的に体温を上げて体内のインフルエンザウイルスを退治しやすい環境にしているものです。

そこへ薬の作用によって発熱を抑えてしまうと、体内にウイルスがまだ残っているのにも関わらず、熱が下がってしまうことになります。

これではウイルスが体内に残っているのですから時間が経ったあとにまた熱がぶり返してしまうのは自然なことです。

引用:インフルエンザ解熱後に熱が残る原因

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抗インフルエンザ薬の使用タイミングが遅かった

抗インフルエンザ薬として挙げられるタミフルなどは、インフルエンザウイルスを直接退治できる薬ではありません。

抗インフルエンザ薬はインフルエンザウイルスが増殖する過程を妨害する働きをする為、症状が出始めてピークに達するまでの時間に薬を投与する必要があります。

体内のインフルエンザウイルスが増殖しきってしまった後に、抗インフルエンザ薬を使用したところでウイルスの退治が薬によってできるわけではない為、インフルエンザの症状を抑えることができずに悪化の一途を辿ります。

薬がしっかりと効くタイミングで投与できていればウイルスの増殖を抑えることができ、すぐに元気に回復することができます。

合併症を引き起こしている可能性

5日以上経っても高熱の症状が出てくる場合は、合併症の可能性が出てきます。

肺炎

合併症にもさまざまありますが、インフルエンザでなくなってしまう方の多くは二次感染型の肺炎です。

肺炎はインフルエンザが治りかけてきたところで発症することが多く、インフルエンザによって炎症を引き起こした喉や気道の表面細胞はダメージを受けていたり、破壊されています。

表面細胞が壊れているとウイルスからの防衛機能が弱まってしまう為、肺にウイルスが感染、増殖してしまい、肺炎を引き起こします。

脳症

他の合併症としてよく挙げられるものには脳症があります。

痙攣や意識障害などの神経症状がみられ、血管が詰まったり、臓器が動かなくなります。

脳症の主な特徴は神経症状であり、乳児などの子供に多くみられる症状です。

合併症を引き起こさない為には

肺炎や脳症などといった合併症を引き起こさない為には、やはりインフルエンザを早く治すことが何よりも大切です。

医師から指示を受けた薬をしっかりと服用し、十分な休養と栄養、水分補給をする基本的なことが重要です。

合併症の見極めは素人判断では非常に難しく、高熱の症状が続く=何らかの合併症を引き起こしていると断定できるものでもありません。

何日も体調の改善が見られず、どうしても不安を感じる方は病院に足を運んで医師の方に直接みてもらうことが確実です。

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