一緒に過ごしていた友人がインフルエンザになってしまったことが分かった時などに考えてしまうのが、自分もインフルエンザを移されてしまったのではないかといった不安です。

もし、インフルエンザを移されてしまった可能性がある時はどうすれば良いのでしょうか。

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インフルエンザに感染してしまった?

身近にいる人がインフルエンザになってしまった時、自身もインフルエンザに感染しているのではないかという疑問が出てきます。

インフルエンザは潜伏期間を1日~3日ほど経てから症状が引き起こされていく為、症状が確認されにくい潜伏期間中に他人からインフルエンザウイルスを移されてしまうことがあります。

>>インフルエンザが移る3つの感染経路

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潜伏期間中にできる対処・対応策

十分な睡眠と栄養をとる

インフルエンザに感染してしまった疑いがある時は体に無茶はさせないようにし、栄養のある食事を心がけましょう。

体に疲労が残っているのにも関わらず体を動かし続けていると、インフルエンザに対抗するための体力が持たずに発症した時の症状が酷く悪化する恐れがあります。

病気にかかってしまった時の対処法として薬を使うことがありますが、症状を引き起こしている原因となるインフルエンザウイルスを退治するのは体の免疫です。

体の免疫力が落ちているとインフルエンザウイルスが体内に侵入して感染してしまった時の発症率が上がるだけでなく、ウイルスの増殖を止められずに発症後の症状も重くなってしまうため、インフルエンザに感染した疑いがある時は体を十分に休ませてウイルスに対抗する体力を温存しておきましょう。

他人にインフルエンザを移さないようにする

インフルエンザは感染して症状が出てこない潜伏期間中でも、他人にインフルエンザを移してしまうことがあります。

インフルエンザを他人に移してしまう要因には咳やくしゃみといった飛沫による感染が多くを占めているため、咳やくしゃみを人やモノに対してしないようにしましょう。

また、マスクの着用を忘れないようにし、他人への咳エチケットを心がけます。

予防投与をする

最近では予防接種ではなく、予防投与が認められてきました。

抗インフルエンザ薬はより早期の投与が推奨されているが、予防投与についてはこれまで推奨されていなかった。ところが最近、欧米の指針変更に続き、わが国でも、日本感染症学会から予防投与を推奨する提言が示された。

引用:日経メディカル

一緒に過ごしていた人がインフルエンザに感染してしまい、自身もインフルエンザに感染している可能性が高い時には抗インフルエンザ薬であるタミフルなどを予防投与することで、重症化や死亡する例が減少しました。

ただし、抗インフルエンザ薬を予防投与として服用する場合は保険適用外になるため、全額自己負担となります。

抗インフルエンザ薬を予防投与できる対象者

抗インフルエンザ薬の予防投与は全員が服用できるわけではありません。

抗インフルエンザ薬を予防投与するためには特定の条件にある人が対象者として限られています。

  • 65歳以上の高齢者
  • 慢性呼吸器疾患又は慢性心疾患の方
  • 糖尿病などの代謝性疾患の方
  • 腎機能障害のある方

つまり重症化しやすいハイリスク群にある人が原則的に抗インフルエンザ薬を予防投与として服用しています。

今まで予防投与が推奨されてこなかった背景には、予防投与で薬を使用するとインフルエンザウイルスがそれに順応して薬に耐性を持ってしまう恐れがあるとして推奨されてきませんでしたが、最近ではリスクの高い人には予防投与を早期から積極的に行い、被害を最小限に抑える考えが強くなっています。

ただし、上記のハイリスク群の人のみが予防投与できるわけではない為、どうしてもインフルエンザの予防投与をしたい場合には一度、医療機関に足を運び相談してみましょう。

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