風邪やインフルエンザに罹っている時は寒気や悪寒の症状が引き起こされます。

症状が酷くなると布団を被って寝ているのにも関わらず、体が寒さを感じる状態になり、安静に休養をしたいのに休むことができない状況に陥ってしまいます。

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インフルエンザで寒気(悪寒)を感じる原因

インフルエンザや風邪に罹ると寒気や悪寒の症状を感じるのは、体内に侵入したウイルスを撃退しやすい環境を体が作ろうとしているためです。

体内にインフルエンザウイルスなどが侵入してくると、ウイルスを撃退しやすい環境にするために、脳は体温を上昇させる指示を出します。

結果、体温を効率的に上昇させるためには体の中から体外に逃げてしまう熱を無駄にしないよう、体の表面の血管を収縮させる働きが出てきます。

表面の血管が収縮すると体全体の表面体温が低下するため、熱なしなのに寒気(悪寒)を感じるといった症状が出てきます。

これが寒気を感じる原因であり、寒気は体温を効率的に上昇させるために必要な症状と言えます。

また、寒気を感じる時は顔面が青白くなったり、震えを伴うことが多く、これらの寒気症状は悪寒戦慄などと呼ばれています。

 

寒気はいつまで続くもの?

インフルエンザは毒性の強さから高熱になりやすく、体内に存在しているウイルスを撃退するために必要となる体温も必然的に高くなります。

それに見合った体温に上げるためには体外に出る熱を抑える時間も長くなってしまいます。

体温が上がり切ってウイルスをある程度撃退できる状態になれば、眠れないほどの寒気を感じる症状がいつまでも続くことはなくなるでしょう。

多少の微熱があるのに強い寒気を感じているときはその後、さらに熱が上がる可能性は高いと考えられます。

 

微熱や寒気を感じている時は早期回復のチャンス

微熱や寒気の症状が出ている時の多くは、これから体内のウイルスと戦う準備をしている期間です。

この期間に体力を十分に温存してしっかりと布団で温まって良い状態で体温を上げることができると、適度な体温を保つことができ、ウイルスを早い段階で退治することに繋がります。

この時期に無理をしていたり、うまく熱を上げることができないとウイルスをしっかりと退治することができず、体内の免疫とウイルスの戦いが長期化し、回復が遅くなります。

寒気を感じた時はなるべく安静にし、体に大きな負担がかからないようにしましょう。

 

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寒気(悪寒)がする時の対処法

体を休めるために睡眠をとりたいのに、寒気を感じてしまう時は以下のような対策をとってみましょう。

寒気のある時期を上手く利用することによって、その後の体調の回復具合が異なってきます。

 

厚着・重ね着をする

一番手軽にできて確実な寒気対策です。

厚着をすることで体外に逃げてしまう熱を抑え、体温を上げるために必要な熱を確保しやすい状態にします。

 

室温を上げる

室温を上げることによって体の表面が感じる空気の温度を暖かくさせます。

体の表面が感じる気温と体温のギャップが小さくなる為、必然的に寒気を感じる要素が少なくなります。

室温を調節すると同時に、加湿器などを設置して部屋の空調を整えておくと尚、良いでしょう。

 

暖かい食事・消化の良いものを食べる

体温の上昇を手助けする為にも温かい食事を摂って体を温めるのも一つの手です。

ただし、温かい食事といっても消化の悪いものには注意が必要です。

肉や揚げ物は熱い・暖かい食事と言えますが、このような食事は体内で消化をするのにエネルギーが必要とされてしまう為、これからウイルスと戦うための体力を消耗してしまいます。

食事はなるべく温かくて消化の良いものを心掛けましょう。

おかゆやうどんなどといった、体が消化をするのに負担のかからないやわらかめの食事がおすすめです。

 

お風呂はNG

寒気と寒さは似て非なるものです。

お風呂に入ると直接的に体が温められる為、強い寒気を感じている時はお風呂にはいれば症状が消えると思いがちですが、悪寒は脳の指令による内部的要因によって表面体温が下げられている為、根本的な寒気の改善には繋がりにくいと言えます。

お風呂に入ると体温の状態が極端になってしまいやすく、服を脱いだ時に感じる寒さや、お風呂の熱が高すぎることによる発汗などで体力を消耗してしまいます。

寒気が酷いからといってお風呂に入って体力を無駄に消耗してしまった場合、逆に体温が下がってしまったことでその後の具合がさらに悪くなってしまうこともあります。

たしかにお風呂に入ることによって身体を温めることができるメリットはありますが、寒気を感じているときはこれからウイルスと戦うための準備をしている期間である為、できる限り大きく体力を消耗をしてしまう恐れのあるお風呂は控えておいた方が確実です。

お風呂に入らなくとも、厚着をしたり、温かい食事を摂るといった寒気対策はできます。

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