インフルエンザウイルスには発熱だけでなく、下痢や嘔吐といった消化器系の症状も引き起されます。

インフルエンザには型が存在していますが、感染被害の多いA型、B型共に下痢や嘔吐の症状がみられます。これらの消化器系の症状はB型の感染者に多く確認される症状です。

特に子供は繰り返し嘔吐や下痢の症状を引き起こしやすいとされています。

インフルエンザの予防接種でも下痢や嘔吐の症状が引き起こされることもありますが、これらの症状が引き起こされる原因には、腸の過剰運動などが考えられます。

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インフルエンザ症状で下痢・嘔吐する原因と対処法

インフルエンザによって下痢や嘔吐の症状が引き起こされる原因にはウイルスによって胃腸が弱っていたり、体の抵抗力が弱まってしまったことからウイルス性胃腸炎になっていることが考えられます。

また、人の体には異物が体内に入ってくるとウイルスを体外に出そうとする働きがあります。

インフルエンザウイルスが体内に入ることで下痢・嘔吐症状が引き起こされる人は、ウイルスを体外に出そうとする働きから下痢や嘔吐の症状が引き起こされていると考えられ、ウイルスに対する防衛機能が働いた結果と言えます。

下痢(水状の便)

下痢は便に含まれる水分量が多くなってしまうと形を維持することができずに水状になります。

水状の便になってしまう原因はウイルスに対する防衛反応から腸の運動が過剰になり、消化物がしっかりと消化吸収される前に腸をすぐに通過してしまうためです。

体内の水分が多過ぎて下痢になってしまったと考えてしまう方もいますが、ウイルス性胃腸炎は体の防衛反応が働いたことで下痢を引き起こしている為、水分補給はこまめに行うようにしましょう。

特に下痢は体内の水分を大量に排出してしまう為、脱水症状に陥る可能性があります。

嘔吐

下痢と同様に嘔吐も体内の水分を消耗する為、脱水症状に対する注意が必要です。

子供や幼児が部屋で嘔吐してしまった時の処理には十分な殺菌と二次感染をしないように気を付けましょう。

特にトイレやドアノブなどは感染していない人も共通して触れる部分であるため、消毒には注意を払い、希釈液でよく拭き取りましょう。

嘔吐によって汚れてしまった洗濯物も熱湯につけおきをしてウイルスを死滅させてから洗うようにします。

>>見るだけで分かるインフルエンザの感染経路

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下痢・嘔吐の改善法

インフルエンザウイルスによって下痢や嘔吐の症状が引き起こされてしまった場合は、水分補給をこまめにすることは忘れないようにしましょう。

ただし、水道水やお茶などは体内で水分が吸収されにくいとされています。

脱水状態になることを回避するためにも、水分補給には熱中症対策のように塩分やカリウムといった電解質を多く含んでいるスポーツドリンクが効果的です。

ただし、一気に大量の水分を補給するのも体に負担がかかる為、少量ずつ回数をわけてゆっくりと水分を摂取することを心掛けましょう。

一度にたくさんの水分を補給しようとすると、インフルエンザの症状で体力を消耗している体に更なる負担をかけることになり、繰り返しで下痢、嘔吐の症状が引き起こされる原因に繋がります。

また、下痢や嘔吐の症状のある人は同時に腹痛も感じるケースもある為、食事をする時はお腹に刺激のある冷たい食事も控えるようにしましょう。

症状が緩和されてきたら

症状が緩和されてきた場合は、果物を絞ったりすりおろしたものや、野菜スープなどといった消化の良い食事をすることが好ましいです。

水分補給と同様にインフルエンザに罹ると体に負担がかかっている為、そこに食事をして更なる消化の仕事を加えてしまっては治りが遅くなってしまいます。

胃や腸への負担を軽くするためにも、食材は細かく切ったり、煮込んだりすることによって柔らかい物を食べるようにしましょう。

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