インフルエンザは大きく分けてA型・B型・C型に分類がされています。

インフルエンザの型の中にはさらに細かい種類があり、「インフルエンザ」といっても一概に一つのウイルスを指しているわけではなく、数多くのインフルエンザウイルスが存在していることになります。

しかし、型の名前は聞いたことがあっても、それらの違いや症状の特徴を把握している人は少ないです。

そこでインフルエンザの各型の特徴や違いなどをご紹介致します。

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インフルエンザの各型の特徴

インフルエンザの型は大きく分けてA型・B型・C型に3種類に分類されます。

インフルエンザA型

A型のインフルエンザウイルスは細かく分けて144種類以上もの型(亜型)に分けられます。

A型インフルエンザウイルスは水鳥が起源とされており、水鳥は感染をしても病原性を示さず、ヒトが感染した時のような症状が引き起こされませんでした。

しかし、A型インフルエンザウイルスに感染した野鳥が、鴨や豚などの家畜などに感染していくにつれてウイルスの形が変異し、最終的に人に感染しました。

当時は鳥からヒトに感染することはありませんでしたが、家畜の豚などを仲介することによってヒトに対する脅威の高いウイルスが生まれたと考えられています。

ヒトからヒトに感染するA型インフルエンザウイルスで流行しているのは香港型とソ連型の2種類があり、A型のウイルスは常に細かな変異を繰り返しています。

A型は3種類の型の中でも大変異をすることがあり、最も脅威性の高い型です。

インフルエンザB型

A型のインフルエンザウイルスはヒトや鳥、豚などの動物に感染しますが、B型のインフルエンザウイルスは豚や鳥などには感染せず、ヒトからヒトに感染します。

B型インフルエンザウイルスには主に2種類の山形型とビクトリア型が存在していますが、B型のインフルエンザウイルスはA型ほど大きな変異はしない為、流行性もA型に比べると低いものとして考えられています。

ただし、A型と同様にB型もウイルスが変異するバリエーションが多いことから同じ年に2回、B型のインフルエンザに感染してしまうこともあります。

ウイルスの形が少しでも違うだけで人間の免疫は対応することができず、感染・発症してしまいます。

インフルエンザC型

C型のインフルエンザウイルスもヒトからヒトに感染しますが、鳥や鴨といった動物には感染しません。

A型・B型のインフルエンザウイルスに比べて流行性は低く、感染を繰り返さないことからもC型のインフルエンザウイルスはA型やB型ほどの脅威は持ち合わせていません。

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各型の症状

毎年流行するインフルエンザの型はA型とB型が多くを占めています。

A型の症状

A型のインフルエンザに感染した場合、急激な38度以上の発熱や、頭痛、全身の筋肉痛・倦怠感といった症状が出てきます。

それと同時、あるいは若干遅れて

  • 鼻水
  • くしゃみ
  • 発熱

などといった風邪に似た症状が引き起こされます。

呼吸器系の合併症を引き起こす危険性がある為、免疫力の低い子供や妊婦、高齢者には注意が必要です。

A型はウイルスの形が日に日に変化していく為、予防接種をしていても対応できないケースもある為、冬場の手洗い、うがい、除菌などといった基本的な予防対策が重要となってきます。

B型の症状

B型は上記のA型の症状と似たような症状が引き起こされますが、A型よりも症状が軽い傾向にあります。

B型の症状はA型のような高熱が出るよりも、二峰性発熱に陥りやすいです。

二峰性発熱は一度熱が下がったとしても、また37度台の微熱状態になる特徴があります。

それに加え、B型の症状は嘔吐や腹痛などの消化器系・腹部症状が強く出やすいとされています。

A型に比べてB型は一度感染したり、予防接種によって抗体が作られると効果が長く続くことから、A型のような大流行に陥る可能性は低いです。

C型の症状

C型のインフルエンザは季節に限らず、5歳以下の小児への感染が多くあります。

ほとんどの人が幼小の頃に感染するものであり、鼻水の量が増える程度の症状で済むことがほとんどです。

風邪の症状に似ていることから気づかないことが多々ありますが、C型も一度感染すると長期間抗体を保てることから、感染拡大の可能性は低く、地域限定的な面があります。

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